スマートフォンをお持ちの方、充電器は何個お持ちでしょうか?
私はスマホ1台に対して、充電ケーブルは3つ持っています。この関係性(スマホ1:充電器1以上)は、EV車と充電ポートにも言えるのでしょうか?
現在、三菱自動車(7211)やSUBARU(7270)などの自動車株を保有しているのですが、EV車の普及にあたって、充電ポート関連株を持っていてもいいのでは…?と素人ながら考えました。そこで、EV充電ポート関連株を調べてみました。
EV充電ポート関連事業者
先日散歩をしていたところ、日産のお店にEV車の充電ステーションがありましたので、観察してきました。完全に不審者だったと思いますが、赤子を抱いていると怪しまれずに済みます(本当か…⁉)
ステーションには「JAPAN CHARGE NETWORK」の文字があり、調べたところEV充電スポットを運営している事業者で、2023年4月1日にe-Mobility Powerに合併したようです(残念ながら未上場)。その他のEV充電関連事業者を調べた結果、以下の10社の名前が挙がっていましたので、そのうち上場している8社を比較しておこうと思います。
- e-Mobility Power(未上場) :EV用急速充電システム(サービス系)
- 矢崎総業株式会社(未上場) : EV用充電器コネクタ関連
- 東光高岳(6617):EV用急速充電器
- 新電元工業(6844):EV用急速充電器
- ニチコン(6996):EV用急速充電器
- ダイヘン(6622):EV用急速充電器
- モリテックスチール(5986):EV用急速充電器
- 日東工業(6651):EV用急速充電器
- エネチェンジ(4169):EV用急速充電システム(サービス系) e-Mobility Powerと提携
- 日本リビング保証(7320):充電設備への保証サービス
各社の財務状況
私が気にしている財務の指標等については別の記事で紹介しています。
この5社の中でも毛色が違うのはエネチェンジと日本リビング保証です。
エネチェンジは、もとはガス・電気の切り替えサービスを扱っており、EV充電ポートの設置者と利用者をつなぐネットワークを形成しようとしているようです。まだ上場してからの日が浅く、現在は拡大に向けた投資フェーズで、今後利益が大きくなっていくのかなぁという印象ですので、一番化ける可能性は感じますね…笑
日本リビング保証はその名の通り保証会社で、主に住宅設備の保証を行っている会社です。業種が違うので、自己資本比率やキャッシュフローを比較するのが難しいのですが、こちらも化ける可能性がありそうです。
今後の予想
本命:日東工業
対抗:ダイヘン、東光高岳
穴:エネチェンジ、日本リビング保証
手堅くいくなら、【日東工業≧ダイヘン≧東光高岳>ニチコン】ですかね。ただし既に株価はかなり上がっている感じもしますので、10年くらいの長期保有を考えた方がよさそうですね。
2024年の新制NISAでは積立投資枠120万円(現行のつみたてNISAの代わり)と、成長投資枠240万円(現行の通常NISAの代わり)の非課税枠がありますので、こちらの成長投資枠を使って長期保有してみるのもありかなぁと思っています。