先週は不動産クラファン各社、注目案件目白押しでしたね~。抽選案件も多数あって、資金回転が大変でした。
抽選結果を待つ中で、「あれ…?思ったより人気ない?」「同じような条件なのに、なんでこんなに倍率が違うの?」と疑問を持つことが多かったので、ちょっと振り返ってみたいと思います。
その1:ゴールドクラウド
夫婦で50万円×2人分で抽選参加していたゴールドクラウド「ゴールドエイジあま市AMA(2期)」は、事前予想に反して倍率は2倍に届きませんでした。
そのため、50万円×2人分満額当選してあたふた・・・(;^ω^)
予想より低倍率となった理由ははっきりしませんが、
- 継続出資者に優先権があるため、抽選参加を見送った人が多かった
- 他の不動産クラファン案件と重なり(利回り不動産やらくたまなど)人気が分散した
- そもそもあまり宣伝されていない
などが考えられます。一番大きいのは「あまり宣伝されていない」でしょうね。
最近は不動産クラファン事業者が増え、出資者の奪い合いが激化しています。投資特典にAmazonギフト券やポイントを付ける作戦が流行中で、特典の付与によって埋まっているのを見ると、一定の効果はあるようです。
しかし、ゴールドクラウドではあまりキャンペーンを見かけません。おそらく継続出資による再投資&既存会員からの応募で満額は達成することが見込まれているからでしょう。
ばらまきキャンペーンなしでも余裕で満額達成・運用開始しているところを見ると、省エネ志向でやり方が上手いなぁと思います。
会員登録しただけの幽霊会員が少ないというデータでも出ているのでしょうかね?
継続出資で既存会員の恩恵を確保してくれる方針と、マーケティングに力を入れすぎずに案件内容で勝負する姿勢が気に入ったので、ゴールドクラウドには今後も積極的に参加していく予定です。
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その2:らくたま
前述のゴールドクラウドへの満額当選を受けて、抽選参加額の見直しを迫られた「らくたま9号(蒲田①)」。こちらは30万円で抽選参加し、20万円の部分当選となりました。
最近の抽選倍率をみると、「らくたま9号(蒲田①)」(倍率1.96倍)よりも利回りで劣る「らくたま10号(横浜市⑤)」(倍率4.42倍)の方が倍率が高くなっていますね。
- 継続出資者に優先権がないため、「らくたま10号(横浜市⑤)」の従前ファンドに出資していた人も抽選参加したため倍率が上がった
- 9号の抽選開始時期が、他の不動産クラファン案件と重なり人気が分散した
- 「らくたま くらぶおふ」対象ファンドであり、出資特典によるマーケティング効果
などが要因として考えられます。
らくたまの場合は、事業開始間もない今は知名度を上げ、会員数を増やしたいと考えているはず。
現段階では、1人当たりの出資額は少なくても、当選者数を増やすことで不満を出にくくしていると予想しています。
らくたまはお金をかけてマーケティングを行うべき部分と、当選額や当選の仕組みによる工夫で乗り越える部分のメリハリをつけている印象ですね。
Amazonギフト券で釣る(言い方が悪い…苦笑)手法に頼らない、新しい仕組みを作ろうという気概を感じますので、今後も動向を見守っていきます。
とはいえ、部分当選の可能性が高そうなので、大きめに抽選参加すべきかな…など、考えることは増えそうです。
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まとめ
キャンペーンによるAmazonギフト券等のばらまきはありがたい反面、結果としては事業者の負担になっている点は見過ごせません。
不動産クラファンは無事に償還・分配されてこその資産運用手法なので、キャンペーンは乱発せず、各社経営に影響を与えない範囲にとどめていただきたいと思います。