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クラウドファンディングを組成するBankersから「家賃収納サービス事業支援ファンド第1号」が、本日無事償還されました。
今回は、Bankersについて記事にしていこうと思います。
ソーシャルレンディング事業者「Bankers」の紹介
Bankersは、私が口座開設しているソーシャルレンディングの中で現在投資総額第11位。ソシレン投資額の4.1％を占めている事業者です。ホームページによりますと運用実績は以下の通り。
- 運用総額 : 15,843,760,000円
- 運用ファンド数 ： 61件
- 完了ファンド数 ： 70件
私が初めて口座開設したソシレンはSBIグループが運営するSBIソーシャルレンディング（SBISL）でした。その後、クラウドバンク、creal、Rimpleなどの事業者を開設し、2021年1月には今回紹介するBankersも開設しました。
その後、SBISLが自主廃業し、その事業をBankersが引き取る形で2社は2022年5月9日に合併しました。
以上のことから、Bankersを紹介するにあたり、SBISLの一件も触れておきます。
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Bankersの歴史（設立からSBISLとの統合まで）
| 年月 | SBISL | Bankers |
| 2008年1月 | 会社設立 | – |
| 2020年12月 | – | 会社設立 |
| 2021年2月 | 貸付先の事業運営に懸案事項が生じている ことを発表（以下に簡潔に記載） | – |
| 2021年3月 | 運用中の全ファンドの償還が決定した ことを発表 | SBISLの事業をBankersが 継承することを発表 |
| 2021年5月 | 自主廃業を発表 | SBISLとの合併を発表 |
| 2021年6月 | 金融庁から1か月の 業務停止命令を受ける | – |
懸案事項の内容を簡単に言えば、
- 貸付先業者が貸付資金を本来の用途とは違うことに使用していた（事業者のモラル低下）
- 貸付先業者で工事進捗に大幅な遅れが起きていた（事業者のモニタリング不足）
ですが、根本的な原因としては、経営陣がSBISLの上場を目指す方針を打ち出したため、実績を積むために無理に案件を組成したことのようです。
投資家への影響
懸案事項が報告された案件についても、無事に償還され元本の毀損はなかったそうです。
幸いなことに、私の出資している案件は無関係でしたので、詳しくは被弾した方の体験談を読むことをお勧めします。
でも、SBIホールディングスが親会社なんですよね。大手金融会社ですよね。
「元本毀損して、投資家からの評価が下がるくらいなら親会社が補填したほうがよくない？」
そう思いますよね？
しかし、ソーシャルレンディングで知っておきたいこととして、基本的に毀損した元本を補填することは禁止されています。
それはそうですよね…。そもそも元本保証をうたっている投資案件は詐欺です！（キッパリ）
例外として、事業者に落ち度があった場合には毀損した元本に限り、補償が可能です。その場合でも、分配金については補償できません。今回のSBISLについては、事業者モニタリング不足や、融資資金の使用用途についても投資家に誤解を与える表現があったとして、落ち度が認められました。
管理人のBankersへの投資状況
今回の償還により私のBankersでの投資案件は残り3件となりました。
これまでの私のBankersへの投資状況は、以下の通りです。
- 累積投資額 : 9件、2,250,000円
- 元本償還済額 : 1,700,000円
- 運用中元本 : 550,000円
- 累積分配額 : 34,520円
- 累積毀損額 : 0円
Bankersは個人的にお気に入りの事業者の1つです。その理由は以下の通り。
- 投資案件について毎月モニタリング報告書が発行される。
- 以前関東圏で地震があった際、担保物件について安全確認した旨の報告があった。
ブログタイトルのとおり、私は自他ともに認める心配性…。夫からは病的とまで言われます…苦笑。
ソーシャルレンディングは値動きを気にしなくていい投資手法といえど、償還の日まで何の報告もないとさすがに不安です。毎月モニタリング報告書が発行されることで、良い知らせも悪い知らせも早めに受け取って備えることができます。
また、ちょっと大きな地震があると「そういえば担保になっている不動産…。大丈夫かな…。」と考えがちです。
この不安をフォローしてくれた事業者は、今のところBankersだけ！
こういった細かい気配り、好きです！
Bankersへの今後の投資予定
ソーシャルレンディングで償還があった場合、償還金はデポジット口座に返されるパターンと、指定口座に振り込まれるパターンがあります。Bankersは後者のため、口座に振り込まれるのを待ちます。
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前述のとおり、丁寧なアフターフォローを気に入っているので、今後も積極的に投資していく予定です。
