トレックファンディングで、「TREC7号目黒区祐天寺マンションファンド」が新規公開されました。先日TREC3号ファンドの部分償還があったばかりですので、デポジット分を投資しようかと思ったのですが、「あれ?なんかこれまでの案件と違うぞ?」と思ったのでまとまてみました。
これまでのファンドとTREC7号ファンドの比較
私がトレックファンディングでこれまで出資したのは、TREC3,4,5,6号の4件です。これらの4件の特徴と今回の7号を見比べてみます。既にご存じの方も多いと思いますが、軽く用語解説もしておきます。
- 劣後出資:運用総額の一部を事業者が負担し、元本毀損があった場合には優先出資者である投資家に優先して返還される制度
- レバレッジ:物件の取得する際、自己資金だけでなく銀行等からの借り入れを行うことで、自己資金だけでは手に入れられない物件を取得すること。これにより、より大きな利益を見込めるが、返済の際には銀行等からの借り入れが優先される場合があるためリスクもある。
- キャピタル配当:賃貸の家賃収入を原資として配当されるインカム配当に対して、物件を売却した際の差益を原資としてしてなされる配当のこと。安定して一定額が配当されるインカム配当とは異なり、売却益が大きく上振れれば大きな利益を狙える特徴がある。
案件名 | 利回り | 運用期間 | 劣後出資 | レバレッジ | キャピタル配当 |
TREC3号 | 5.0% | 30ヵ月 | あり | あり | あり |
TREC4号 | 5.0% | 32ヵ月 | あり | あり | あり |
TREC5号 | 4.0% | 24ヵ月 | あり | なし | あり |
TREC6号 | 4.2% | 36ヵ月 | あり | なし | あり |
TREC7号(新規募集) | 4.1% | 30ヵ月 | なし | あり | あり |
今回募集される7号は、劣後出資がない上、レバレッジ(銀行からの借り入れ)があるということで、思った金額で売却できなかった場合に投資家を保護する緩衝材がない状態だと感じました。
3号・4号案件もレバレッジはありますが、劣後出資(比率は契約約款に記載)あり・キャピタル配当ありでしたので、リスクに見合ったリターンが見込めると判断して出資を決めました。
続く5号・6号案件ではレバレッジなし・劣後出資あり・キャピタル配当ありの3拍子揃っていましたので、「この方向性で行くなら、親会社TOSEIの業績も問題ないし、優先して投資したい事業者筆頭だな…(*’▽’)」と思っていたのですがね…。
現状では優先して投資したい事業者は、TOMOTAQU・AGクラファン・Jointoα・Fundsあたりですね。
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私の投資判断
今回はやめておくかな…ということで、デポジットは全額出金しました。出金した分は、KORYO Fundingにするか、はたまた新規事業者であるゴールドクラウドへの初投資資金にするか…
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