以前から気になっていた新規事業者マリタイムバンクに会員登録してみました!
新規会員登録特典のアマゾンギフト券プレゼントにつられたのは言うまでもありませんが、ユーザーインターフェースがかなり好みで、以前から気になっていました。
今回、サイトリニューアル&新規案件が組成されるとのこと。初めてなので案件概要をよく読んで出資を検討しようと思います。
マリタイムバンクとは
マリタイムバンクは、船舶の売買、賃貸及びそれらの仲介及び斡旋事業を行う「日本マリタイムバンク株式会社」が運営するソーシャルレンディング事業です。
船舶を1隻購入したい場合、最低5千万円~数十億円以上はかかるそうです。そのため、資金提供する船舶ファイナンスのビジネスは世界的にも行われていますが、日本では手掛ける金融機関が非常に少なく、個人投資に活路を見出したのがこのマリタイムバンクです。
まぁね…船舶の価値を評価するのって、金融機関でも難しそうだしね…。
代表の昼田氏はシンガポールやインドネシアで船舶ブローカーや船舶ファイナンスの事業を経験した経歴を持ち、船舶スクラップ事業なども立ち上げています。こうしてみると、マリタイムバンクはソーシャルレンディング事業者というよりも、海運全般を専門とする総合金融事業者といった感じですね。
日本マリタイムバンクの設立は2020年2月。設立から事業開始まで2年程ありますが、これは第2種金融商品取引業者の申請・審査に時間がかかったようです。
SBIソーシャルレンディングの不祥事が発覚したのが2021年であり、影響をうけたようです。難しいタイミングでの船出となったようですが、厳しい中でも審査に通ったという事実は投資家にとっては安心材料ですね。
会員登録するにあたり、ソシレン投資を扱うブロガー向けのセミナーに参加してみました。普段なら投資セミナーなんで怖くて行けない性格ですが、顔出し無し・オンライン・匿名の3拍子揃ったセミナーでしたので助かりました…。コロナ蔓延以降ミーティングはオンラインで済ませることが当たり前になりましたので、根暗にも優しい社会になってきました。
今回は見聞きした情報をもとに、メリットもデメリットも遠慮なく書いていきます。
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投資の前に抑えておきたいポイント
船舶は日本では不動産扱いであり、不動産投資と同様に抵当権を設定することができます。マリタイムバンクも、仕組み自体は他のソーシャルレンディング事業と同じです。
流れとしては、貸付先のもつ船舶を担保に事業資金等を貸付します(例:古い船を担保に新しい船の購入資金を貸し付ける)。その後、事業資金などから返済及び投資家への分配金を行います。
マリタイムバンクの特徴と、船舶投資自体のリスクについてよく理解したうえで投資することが大切だと感じましたので、自分用メモのために特徴やメリデメを書き留めておきます。
マリタイムバンクの特徴
マリタイムバンクの特徴は以下の4点。
- 1口10万円から投資できる(船舶投資においてはかなりチャレンジングな小口投資)
- 船に抵当権を設定し、貸し倒れリスクをヘッジ
- 利回り過去最高は9%台(内部利益率)
- 公開案件22件(法人向けも含む)、うち償還済12件
新規事業者と言いつつ、既に法人向け・個人向け案件が組成・償還されています。過去の実績は運用成績を保証するものではありませんが、参考にはなりますね。
案件組成ペースはゆっくりですが、代表曰く「案件が少ないというご意見は承知しているが、無理な案件組成だけはしないというのがポリシー。」とのことでしたので、次々組成して集まらないよりもいいと思います。個人的には好印象です。
また、これは肝心に個人的な好みですが、実際に出資した案件が運用開始するとマイページで、運用中の船舶の3D画像や今どこを泳いでいるのかリアルタイムに表示してくれるそうです。
船舶投資のリスクと対応
- 借手の信用リスク(=案件リスク)
借手が返済できなくなった場合に備えて、担保船舶に抵当権を設定。返済不能になった場合は、抵当権を行使して船を売却し、資金回収を図ります。 - 営業者の信用リスク(=事業者リスク)
マリタイムバンクが倒産するリスクも当然あります。これについては他のソーシャルレンディング事業者同様、運営会社の財務情報や案件組成・償還ペースなどをよく見極めることが大切です。 - 流動性リスク
途中解約ができません。これについても他のソーシャルレンディング事業者と同条件です。直近で使う必要のない余剰資金で投資することが大切です。 - 沈没リスク
担保船が沈没するリスクがあります。これは船舶投資特有のリスクですが、担保不動産が被災するリスクと同様だと考えるとわかりやすいです。
マリタイムバンクでは貸付契約時に、船体保険金を優先的に受け取れるような特約を取り付けるなどの対策をしているようです。案件ごと契約内容が異なりますので、特約についても毎度確認するようにしましょう。 - 為替リスク
マリタイムバンクでの貸付の多くはドル建てで行われているそうです。投資家からの募集自体は円建てでされていますので、投資実行時と償還時の為替レートによっては損をするリスクがあります。もちろん、逆に得をする可能性もあります。
具体的には投資実行時に比べて償還時に円安になれば投資家有利、円高になると投資家不利になります。
マリタイムバンクによりますと、円建てで投資できるファンドも検討しているそうです。
こうしてみると、一般的なソーシャルレンディングの案件と大きな違いはないですね。特に心配すべきは為替リスクですね。為替の変動を見極めることは不可能ですから、運だと思って受け入れるか、それを上回る利回りを狙うか…になりそうです。
ちなみに私がそうとは知らずに投資した、クラウドバンクのドル建てファンドでは爆益が発生したこともありますので、うまくいけばリターンが見込めることをチャンスととらえることもできます。
キャンペーン情報
初めにも触れましたが、新規会員登録特典としてアマゾンギフト券1,000円プレゼントキャンペーンが実施中。私が会員登録した際にもこんな画面が…。
会員登録作業って、地味に面倒なのでこうやって人参ぶら下げられるとタスカリマス…( ´∀` )。ご興味ある方は是非リンクご活用ください!
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