東証プライム上場のLIFULLグループが運営する「LIFULL不動産クラウドファンディング」が阪急阪神グループのオーエス株式会社との業務提携することが発表されました。
募集案件に変化があるのか?期待も込めて、LIFULL不動産クラウドファンディングの仕組みをおさらいしておきます!
LIFULL不動産クラウドファンディングとは?

LIFULLグループといえば、賃貸物件検索サイトのホームズなんかを目にした事がある人も多いと思いますので、不動産事業者としての知名度は結構高いのではないでしょうか。
そんなLIFULLグループが運営する不動産クラウドファンディング事業者「LIFULL不動産クラウドファンディング」は、不動産特定共同事業における分類としては1号事業者・2号・4号事業者と3つの免許をもっています。
1号と2号の違いは以前の記事(2024年2月8日「コモサスとCOZUCHIとTRIAD…関係性を解説!」)で解説していますが、ざっくり説明すると以下のとおり。
- 第1号事業者:ファンドを募集、ファンド(不動産事業)を運営し、利益を分配する事業者
- 第2号事業者:第1号事業者を代理してファンドの募集のみを行う事業者
LIFULL不動産クラウドファンディングでは、主に他の1号事業者からの依頼を受け、2号事業者としてファンドの募集を行うプラットフォームとして活動するようです。
イメージとしては、融資型事業者ではありますがFundsに近い運営形態です。
複数の事業者に会員登録しなくても、分散出資ができる点が魅力的ですので、これから不動産クラウドファンディングを始めたい方の入り口にもおすすめです。
▼東証プライム上場LIFULLグループが運営!ついに不動産クラファン参戦!(公式サイト広告リンク)
これまでの募集案件
これまでLIFULL不動産クラウドファンディングでは、1号事業者である「みんシェア」からの依頼を受け、2号事業者としてファンドの募集を行ってきました。
しかし、みんシェア以外の1号事業者参入の様子がなく、折角プラットフォームなのに1つの投資先にしか出資できない状態…。
分散投資をモットーとする主婦としては、新たな1号事業者の参入がない限り新規出資ができない状態でした。

上が現在の出資状況…せっかく審査体制に信頼のある事業者なのに案件組成がないのが残念で、このところほったらかしの状態でした。
しかし今回、タイトルのとおり阪急阪神グループのオーエス株式会社との業務提携契約が発表(2025年6月2日)されました。
これをきっかけに、新たな案件が組成されれば出資を復活させたいなぁと思っています。
豪雨災害があった際に対象不動産の現況報告メールをくれたり(「被害は確認されませんでした」の一報があるだけで印象が違いますよね)、抽選で貰えるギフトの倍率を速報してくれたり(宮崎牛美味しくいただきました♡)…痒い所に手が届く事業者だと思っています。

案件審査内容が詳細に記載されており、メリットはもちろんデメリットもはっきり書いてあるのが流石東証プライム上場企業のグループ会社といったところ。新規案件に期待です!
▼東証プライム上場LIFULLグループが運営!ついに不動産クラファン参戦!(公式サイト広告リンク)